旅と飛行機と私（自己紹介）

1.飛行機に縁がなかった幼少時代

私の出身は九州の田舎、空港も遠く、旅行に行くこともない家族だったので子供のころは空港も飛行機も身近に見たことはありませんでした。
ただし、父がバス会社に勤めていたためか、バスには小さい頃から慣れ親しんでおり、幼稚園の年中さんの頃には路線バスを乗り継いで一人で幼稚園に通ってました。
ちなみに新幹線に初めて乗ったのは高校の修学旅行の時でした。

2.生まれて初めての飛行機搭乗でニューヨークへ

飛行機にかかわりが出てくるのが大学時代です。この時に初めて飛行機に乗ることになります。友人と海外に行こう！という話になります。
よく考えたら初めて飛行機に乗るというのに海外って　笑
どこに行くかの話になった時に私が好きで一度は訪問してみたかったニューヨーク市を提案し、友人も快く了解してくれました。９０年代中頃の話です。
初めての海外旅行がニューヨークって　笑　ある意味怖いもの知らず。
そして準備に入ります。航空チケットとホテルのみの予約をHISでしました。８泊１０日だったと思いますが、学生だからこそできる長期旅行ですね。

出発は福岡空港からでアシアナ航空に乗ってソウル乗り継ぎでJFKを目指す旅程です。
当時はお金もないためとにかく安く行くことを考えて、格安航空券を利用しましたのでマイレージプログラムとか考えませんでした。
今調べたところ日本の航空会社のFFPの開始は９７年からとのことでどちらにしても当時はFFPを利用できなかったんですね。（wikiより）

福岡空港を離陸する際、初めて経験するあのGにびっくりして友人と２人して「うぉーーーーー」と叫んだ記憶があります。恥ずかしいですね　笑
そしてソウルの空港につきました。（当時は金浦空港でしょうか）生まれて初めてのガチの外国です。売店の人に勇気を出して「コークワンプリーズ！」と言ったところ、
「あ、コーラ一杯ね」と日本語が返ってきて拍子抜けしたのを今でも覚えてます。
ソウル‐NYはおぼろげですが３列４列３列の大型機だったと思います。私と友人は真ん中４列席の左端とその隣りでした。ちなみに右隣の席に同じ福岡の大学生の方が２人座っていたため、仲良くなっていろいろニューヨークのことを話しながら過ごしました。

（搭乗券を一部大事に取っています。２０年前のものです　笑）

3.ニューヨークでの思い出

NYの入国審査は緊張しました。今でも話せませんが、当時も英語はからっきしだったので、とにかく入国審査の方には「サイトシーング」しか言ってなかった記憶があります。
また、SFC修行でも書いていますが、私は乗り物全般が好きで、NYについてからもタクシー、地下鉄、ロープウェー（ルーズベルト島行き）、船（自由の女神行き）、バスなども乗りました。ホテルがアッパーウエストの１００丁目あたりでしたので赤い1/9ライン（当時）に毎日乗ってました。
しいて言えば電車に乗ってボストンとかフィラデルフィアとかワシントンD.Cまで足をのばせばよかったかなぁと思います。ワールドトレードセンターも当時は健在で１００階くらいの展望台に上ったような気がします。
余談ですが、街中で偶然飛行機内で知りあった方たちが乗っていた観光バスを見かけました。すごい偶然ですね。

4.ヤンキースタジアムで特別な思い出

あと、今でも自分は頑張ったなと思った出来事があります。野球好きな私はヤンキースタジアムで野球を見ようと計画していたのですが、あいにくその年はストライキの影響で試合が行われていませんでした。しかし何としてもスタジアムだけでも見たいと思い、昼間にブロンクスのヤンキースタジアムに一人で赴き、何も考えず事務所みたいなところに飛び込みました。
フィールドの写真だけでも撮りたいと思い、写ルンです片手に事務所の警備員にカメラをアピール（英語しゃべれないので　笑）もじもじしてるとあちらが気づいてくれます。
「カメラか？」「イエス！」「OK!ついてこい！」みたいな会話をして警備員についていくと球場の中に連れて行ってくれます。そしてバックネット裏の一番フィールドに近いところまで連れて行ってくれました。そこで写ルンですで満足するまで写真を撮りました。球団と警備員の方の寛大な心に感謝です。と同時によくあそこまで行動したなと自分でも驚きました。

（上の写真はフィールドの中に入れさせてもらってますね　笑）

5.帰国へ

帰りはJFKからソウル経由で福岡に帰るのですが、JFKが雨のため出発が遅れて機内に長いこといたような気がします。その後、アラスカに寄り降機します。燃料補給のためでしょうか。
現在もアメリカ便はアラスカで補給するんでしょうかね？往復ともエコノミーで行きました。片道１２時間くらいのフライトでしょうか。当時は若かったためか苦になりませんでしたが、今だとしんどそうです　笑
飛行機とのかかわりをメインに書いていますのでこれ以外にもニューヨークの思い出はたくさんありますが割愛します。
これを機に外国にまた行きたいという気持ちが少し大きくなってきて以降に続くわけです。

（おわり）