5月の長期休みを利用して、念願であったセントマーチン島(マホビーチ)に行ってきました。
楽しいこと辛いことありましたが 笑
旅行記はまた改めてご紹介するとして、今回は便利情報を記事にしたいと思います。
セントマーチン島は飛行機好きなら一度は行きたいと思う人が多いと思います。
そのような方のために今回の旅で知りえた情報をできる限りシェアしたいと思います。
以下には私個人の主観が入った意見もありますのでご了承ください。
セントマーチンとは
実際の島は北部はフランス領でサンマルタンと呼ばれ、南側はオランダ領でシントマールテンと呼ばれているようです。
国境はありますが、入出国審査などはなく普通に歩いたり車で行き来できます。
みんなが行きたいマホビーチはオランダ側、プリンセスジュリアナ空港もオランダ側にあります。
オランダ側の主要通貨はUSドル。フランス側はユーロと言われていますが、こちらは未確認。
空港のIATAコードはSXMでこれがそのまま街の愛称になってます。
I♥️SXMなんていう看板とかお土産品をよく見かけます。
セントマーチン(マホビーチ)へのアクセス
セントマーチン島へのアクセス
2019年5月現在、日本からの直行便はありません。
私は青組なのでスタアラベースでルートを検討しました。福岡からソウル経由のニューヨークまではすんなり決まりましたが、ニューヨーク~セントマーチンが決まりません。
本当はスタアラであるユナイテッド航空を利用したかったのですが、今回はデルタ航空の直行便にしました。
直行便が毎日飛んでおり、復路の時間も使いやすそうなのが理由です。またもう一つの理由が、デルタ航空の上級ステータスであるゴールドメダリオンを持っていたからというのもあります。こちらは以下の記事を参考にしてください。
ちなみに今回のルートは参考までにこんな感じです
発地 | 便名 | 着地 | 備考 |
FUK | NH6897 | ICN | 1泊 |
ICN | OZ222 | JFK | 1泊 |
JFK | DL461 | SXM | 3泊 |
SXM | DL300 | JFK | 1泊 |
JFK | OZ221 | ICN | 1泊 |
ICN | NH6962 | FUK | 帰国 |
上記のようにトランジット先である仁川とニューヨークで宿泊するプランになりました。
この日程で片道18時間かかりました💦(もちろん飛行機に乗ってる時間のみです)
Great Circle Mapperで見てみると、地球の裏側に行くんだなというのがわかります。
マホビーチへのアクセス(※2019年6月9日追記)
セントマーチンへ行く方のほぼ100%がマホビーチ目的でしょう。断言できます 笑
マホビーチ周辺は基本的に駐車場はありません。一部レストランバー用の駐車スペースがあるようですが、台数も少なくここに停めることは現実的ではありません。
また、滑走路とビーチの間に道路がありますが、片側1車線の2車線道路となっており、路側帯もないので飛行機が飛んできても停めて見ることはできません。
選択肢はタクシーかバスのどちらかになると思います。
幸いにもマホビーチの近くに路線バスが通っていますので私としてはバスを利用することをお勧めします。
路線バスに関しては後述していますので読んでいただければ幸いです。
ちなみに空港からマホビーチは歩いて行けない距離ではないですが、お勧めしません!
実際私はマホビーチから空港まで歩いてみましたが炎天下の中、歩道もない道を20分ほど歩き続けるのはきつい 笑
空港について
韓国の仁川国際空港に関しては割愛します。
ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)
アシアナ航空は第4ターミナルを使用します。また、デルタ航空も同じく第4ターミナルを使用するので、乗り継ぎがある場合は移動が少なくて便利です(と言っても広いですが)。
またスカイプライオリティ専用のチェックインカウンターもあります。
第4ターミナルのラウンジに関してはデルタスカイクラブがあります。
私は今回ゴールドメダリオン会員および往復とも国際線ファーストクラスを利用したのですが、利用できませんでした。
受付の方曰く、アメックスのプラチナカードが必要とのことでした。代わりといっては変ですが、プライオリティパスで入室できるラウンジがあります。
こちらのウイングチップというラウンジです。
場所は保安検査すぎて比較的すぐ(保安検査と同じフロア)にあります。
ちなみにデルタスカイクラブは搭乗ゲート半ば、だいぶ歩いたところにあり、このウイングチップは搭乗ゲートのだいぶ手前にあります。ラウンジ利用後は余裕をもって搭乗口に移動する必要があります。
プリンセス・ジュリアナ空港(SXM)
JFKと比べると小さい空港です。しかし主にアメリカからでしょうか、観光客の人が結構います。入国カードは書きませんでした。行きのシートは進行方向右手に座りましたが着陸時にバッチリ窓からビーチが見えました。
入国審査後、手荷物を受け取り、その後税関があり一人ひとり荷物を全部オープンしてチェックされます。
少し時間がかかりました。注意です。
税関を過ぎると到着フロア(1F)にでます。ATMも1台ありました。カフェやお土産屋さんもあります。お土産屋さんにはSIMカードも販売しています。
SIMに関しては後述したいと思います。
コインロッカーはありません。またインフォメーションの方に手荷物を預けられるか聞きましたが手荷物預けサービスはなさそうでした。
余談ですが、制限エリア外(到着フロア)にはショップ、カフェ2店ほどしかありませんが、出国審査後の出発フロアにはたくさんのお土産屋さんと飲食店があります。帰国の際お土産を買うならこちらがいいでしょう。ちなみにセントマーチンでは紅茶、コーヒー、チョコ、SXMをあしらった雑貨(小物、Tシャツ、キャップ他)がメインのおみやげでした(^^
さて、建物を出ると出迎えの人が結構いるのと、タクシードライバーからお誘いの声がかかります。
私は路線バスでホテルまで向かおうと空港周辺を見まわしましたが、バス停が見つからず、結局タクシーでホテルに行きました。
このあとわかったのですが、路線バスのバス停は以下のあたりにあります。
建物を出て、タクシー乗り場を過ぎて道路本線のところにあります。空港敷地内に乗り入れはありませんし、日本のようにバス停の看板があるわけではなく、バスが停車できるよう少し停車スペースがあるだけです。バスが来たら手を挙げて停まってもらいましょう。
バスと言ってもハイエースのようなバンタイプです。ナンバーが「B」で始まる車が来るのを待ちましょう。→参考画像
遠くから来るバンのナンバーを凝視していると、たまにTAXIだったりします 笑
バスについても後述します。
使えるSIMカードはどれ?
セントマーチンを訪問するにあたり心配なことがあり、それが現地でスマホが使えるかどうかでした。
というのもブログを探してもネット事情に関して詳しく書いている方が見当たらなかったからです。
で、今回いくつかのSIMを準備してどれが使えるのか検証してきました!
Three.co.ukのヨーロッパ・オセアニア周遊SIM 4G・3Gデータ通信1GB
使用の可否:否
アマゾンで購入。セントマーチンで使用可能となっており日本語説明書も添付されていた。現地で挿入設定をしたがつながらなかった( ゚Д゚)
EEの4G SIM イギリス他ヨーロッパ各国対応【2GB / 30日タイプ】
使用の可否:否
同じくアマゾンで購入。セントマーチンで使用可能と書いてあったが日本語説明書はついていなかった。SIMカードとは別にTOP-UPカードがついていたのでチャージして使用していくタイプかも。
現地Wi-Fiにつないでネットで調べたが結局使用できず。
アマゾンのレビューを見てみると販売時の使用条件と実際が違っているように書いてあることも。
購入・使用には注意したほうがよいと思う( ゚Д゚)( ゚Д゚)
GlocalMe G3の1.1GB-Worldwide(365days)プラン
使用の可否:否
GlocalMeのパッケージにはもともとセントマーチンは対象に入っていませんでしたが、奇跡を信じて使ってみましたがあえなく撃沈。ちなみにトランジット先の韓国とアメリカでは普通に使えます。( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
AIRSIM
使用の可否:否
上記のGlocalMe G3にAIRSIMを差し込んで設定し使用してみた。このSIMにもセントマーチンの設定はなく、奇跡を信じて本国の「オランダ」プランで試してみたが、使えなかった( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
GUTSのCHIPPIE(正式名称とプラン名は不明)
(現物)
使用の可否:可
入国後すぐ(1)のSIMを試して使えないことが分かったため、保険の意味で空港の売店でSIMを購入。(売店の看板にSIM CARDS SOLD HEREと出ているのでわかると思います。)
(制限区域外にある売店)
店員のおっちゃんにSIMはいくらかと尋ねると何日滞在する?と聞かれ、3日と答えると30USドルとの回答。
購入してその場でSIMを入れてもらうことにしました。
結果、あっさり通信できるようになったためこのSIMを使うようにしました。
注意点としては1日ごとに継続更新のSMSを送らないといけないこと。(アクティベーション?)
店員のおっちゃんに「明日も同じ時間になったらSMSをコピペして送ってくれ」とアドバイスを受けました。
突然ですが、ここでちょっと便利ネタを一つ。
みなさん、ご自分のスマホの使用言語の変更方法をご存知ですか?
というのも現地でSIMを買って設定してもらう際、使用言語を英語(もちろん英語圏の場合)に変更してあげたほうがスムーズに変更してもらえますよ。
以下はアンドロイド(8.0)に関しての説明になります。
まず設定アイコンをタップ→システムをタップ→言語と入力をタップ→言語をタップ
するとこのような画面になると思います。(英語をすでに追加している場合)
で、1(日本語)をロングタップして2(英語)と上下入れ替えます。
するとこんな画面になります。
画面を戻ってみると
簡単でしょう?でも私は知りませんでした 笑
お店のおっちゃんが言語変更からSIM設定までやってくれました。
海外にスマホを持って行く人は現地の言語か最低でも英語を入れていたほうが、何かあった時に便利だと思いました。
島内路線バス
道路沿いにバス停がありそこで待つ感じですが、どこで手を挙げてもバスは停まってくれます 笑 降りる時もストッププリーズと言えば適当に停めてくれます。
降車時に料金を支払います。
ルート
私が知る限り、セントマーチン島には2系統の路線バスが走っているようです。しかしながら今回私はその2路線とも端から端へ乗っていませんので乗った範囲でのレポートです。
他にも路線はあるかもしれませんが観光客はこの2路線しか必要ないと思います。
ここでは路線バスの路線名をマホビーチ・フィリップスバーグ線(赤ライン)とマリゴ・フィリップスバーグ線(緑ライン)と表現します。(正式名称は知りませんw)
主要ポイント説明(下のグーグルマップと合わせてみていただけると分かりやすいと思います。)
上の地図ですが、実はルートの途中までしか記載していません。赤ライン緑ラインともフィリップスバーグと言う街まで行く路線なのですが、今回私はフィリップスバーグまでは乗っていないため不確かな情報になるため書いていません。ご了承下さい。
料金乗降方法
料金はアメリカドルで1ドル、1.5ドル、2ドルの3プライス距離制料金のようでした。参考までにマホビーチから私のホテル(マップポイント5)で1.5ドル。空港からホテルまでタクシーだと15ドルかかりましたからやはり安いです。
多少大きい金額の紙幣(5ドル程度)はお釣りをくれますが、できるだけお釣りのないように支払うほうがスムーズに降りれます。ここでは25セントコイン(クオーター・ダラー)が活躍しました!満席の場合は乗れないため次のバスを待ちます。(結構利用者が多いし、頻繁にバスは来る)
乗る場合はバスが近づいてきたら手を挙げる。降りる時はドライバーに「ストップ プリーズ」と声をかける。
料金が不安なら乗る際に聞けば教えてくれます。最初は不安ですが、すぐになれます。
セントマーチンに詳しい方に聞いたところ、セントマーチンの路線バスは委託された個人運営らしいです。わかりやすく言えば個人タクシーのバスバージョンですね。運営母体までは聞いていません。
ドライバーさんは人によりますが、愛想はないですが、みなさん親切な感じでした。
バス停で別のバスを待っていると、「乗らなくていいのか?」と声をかけてくれますし、スーツケースを持って乗っていたら、「(空港に着いたが)降りなくていいのか?」という感じです。
その他
-
- マホビーチには2つレストランバーがあります。手前のバーは小さめのDriftwood Boat Barです。奥にあるお店がSUNSET BEACH SXMと言います。SUNSET~のほうには海を眺めるテーブル席があるのですが、ここは食事をしないと座れません。アルコールのみではNGです。知らずに座っていたら注意されました。アルコールのみの場合はカウンター席に座るとよさそうです。
(SUNSET BEACH SXMの遠影) - 個人的な感想を言いますと、飛行機の写真を撮るなら午前中からお昼すぎくらいまでがいいです(季節による)。午後になるにつれ西日が強くなり逆光になります。(飛行機もお昼前後が一番多いようです)
- SUNSET BEACH SXMのトイレは有料(チップ制)です。入口の人に1ドルを払って利用します。ビーチは日影がないので日焼けには注意しましょう。私は見事に日焼けにやられて数日痛みが引きませんでした 笑
- 空港の出国後の出発フロアにはピザ屋さんのフリーWi-Fiがあり登録すると使えます。
- 路線バスにはスケジュールはありませんが、かなりの頻度で走っていますので困ることはないかと思います。始発、終発に関してはわかりません。
- マホビーチには2つレストランバーがあります。手前のバーは小さめのDriftwood Boat Barです。奥にあるお店がSUNSET BEACH SXMと言います。SUNSET~のほうには海を眺めるテーブル席があるのですが、ここは食事をしないと座れません。アルコールのみではNGです。知らずに座っていたら注意されました。アルコールのみの場合はカウンター席に座るとよさそうです。
以上、断片的ですが、セントマーチンでわからずに私が困ったことを中心に書いてみました。何かお役に立てれば幸いです。
セントマーチンは飛行機好きならば行く価値大です!
あなたもジェットブラストを浴びにマホビーチに行かないか?
旅行記本編はこちらから
コメント