ゴールデンウィークに天草エアラインで行く熊本県天草1万円の旅(前編)

この記事は約7分で読めます。

みなさんこんにちは。
今年のGW前半に私は熊本県の天草に行ってきました。
今回、なぜ天草に行きたかったのか。

  • 世界遺産群である
  • 天草エアラインに乗りたい
  • 九州産交ツーリズムさんのツアーがめちゃ安かった!

が理由です。

すごくお得な割に楽しい旅だったのでご紹介します。
天草へのアクセス方法や今回のキモであるツアーの紹介は後編でご紹介します。
お急ぎの方は後編からどうぞ。

では前編行きます。

スポンサーリンク

天草地区の世界遺産とは

まず天草地区の世界遺産は登録上
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
と言って長崎県の遺産群と合わせての登録となっています。
詳しくはこことかここをご覧くださいw
今回その天草地区の天草市﨑津地区の教会を見てきました。

場所はこちらです。

﨑津地区に向けて出発(1日目)

雨の福岡空港を出発

さて、さっそく本編へ進みましょう。出発はGW初日でした。
福岡空港8時50分発の天草エアラインAMX102便です。
私はツアーで予約しており、事前チェックインは不可。九州産交ツーリズムさんから送られていた予約確認書をカウンターに見せます。ちなみにAMXのカウンターはJALのカウンター横にひっそりとあります。

カウンターでこの日条件付き運航の説明がありました。
天候不良のため、着陸地の天草空港に降りられない可能性があるとのこと。
着陸できない場合は熊本空港に着陸する場合がある旨説明があります。
熊本空港に降りたらどうしよう・・・。一応、航空会社が熊本空港から天草空港まで移動バスを出してくれるとのことですが、何時間かかるのやら。
そうなったら旅のスケジュールが大幅に変わるに違いありません。
天草空港に着陸できるのを祈りました。
保安検査を通ってから有料カードラウンジによりました。
ラウンジTIMEサウスです。先日リニューアルしていたようです。
SPGアメックスで入室できました。
朝も早いためビールはいただけず・・・。コーヒーを一杯いただいてすぐに搭乗口へ向かいました。
またゆっくり寄りたいですね。

滑走路が見えた!

外はあいにくの雨です。無事天草空港に降りられるか不安になってきます。

搭乗機材はATR42-600という小さいプロペラ機です。
ATRというのは昔、ホーチミンからシェムリアップに飛んだ際乗ったような気がします。

その時の記事はこちらです。

飛行中はそんなに揺れなかったのですが、雨と雲ばかりでした。

(どこ飛んでいるかわからない写真w)

着陸少し前にパイロットより「滑走路が見えたので着陸します!」みたいなアナウンスがあり、心の中でガッツポーズ!小さい空港なので目視なんですね。
なんとか着陸しました。初天草空港です。

すぐにターミナルビルに移動し、市街地への移動を模索します。
とりあえずバスで本渡バスセンターに移動し、そこから本日の目的地の﨑津集落に向かうことにしました。
そして﨑津教会に向かう手前にある本日の宿に先に立ち寄ることにしました。

バスに乗って島内移動と宿へのチェックイン

天草島内でバスに乗る場合は路線図と時刻表が一緒になった天草島内時刻表を見るのが便利です。
PDFなのでスマホで見ることはできますが、できれば事前にプリントアウトした方が使い勝手がいいでしょう。

路線図はこちらです(一部抜粋)。天草市のHPよりダウンロードして印刷しておけば便利でしょう。この路線図で言うと本日の宿は牛深線の一町田橋バス停付近にあるようで一度下車し、チェックインをしようと思います。
本渡バスセンターからバスに揺られること約1時間一町田橋バス停で下車します。うっかり降車したら次は何時に来るかわからない・・・。何とも言えない緊張感をもってバスに乗ってました 笑
そしてやっと到着

宿はこのバス停から歩いて数分のところにある天然温泉愛夢里(あむり)さん!

天然温泉があるので地元の方も日帰り入浴に来られているみたいで、人はいました。

﨑津教会に向かう

この時宿にはチェックインだけをして宿をいったん出ます。
今度は一町田橋バス停から下田河浦線のバスに乗って﨑津教会に向かいます。
だいぶ待ちましたが、無事バスがやってきました。
揺られること20分、崎津集落につきます。この﨑津集落はいわゆる普通の漁村なんです。

なぜ世界遺産地区に?

﨑津集落に潜伏していたキリシタンの方たちはこの町でとれる貝殻などを信心具に見立てて隠れて信仰していた文化を持っていたとのことです。その文化が世界遺産と認められたとのことです。
集落とその象徴の﨑津教会が見えてきました!
周辺には民家しかないので、教会がひときわ目立ちますね!

バスは集落の中の小道を通っていきます。
そして﨑津教会入口バス停(集落の中心地)で降ります。
まずしたこと・・・お昼ご飯を食べていなかったのでお昼ご飯!

﨑津で有名な海月さんでお鮨を食す!店内の写真は不可とのことで、外側だけ取らせてもらいました。

肝心のお鮨はおまかせ握り寿司(中)10貫をお願いしました。
お値段は3000円というお手頃価格でした。

これに加えてあおさのお味噌汁も単品で頼みました。
雨上がりでまだ少し肌寒かったのであったかいお味噌汁が心にしみました(*’▽’)

このご時世でお客さんが少なかったため、カウンターでマンツーマンでお寿司を握ってもらいました 笑

まいう~!!

そして海月さんから数十歩のところにある﨑津教会をどうぞ!

壮大ですね~。ゴシック様式というらしいです。
ほんとここだけヨーロッパな感じです。中も見学できるとのことですが、要予約とのこと。
また信者の方が普通に使う教会なので邪魔をしないようにとのことです。ご注意を。

あと﨑津教会に来たら建物を横から見ていただきたい!

これ向かって右側は石造りで左側は木造になっています。

不思議な作りですね。これは最初全部石造りで作る予定だったのですが、
資金不足になってそれでも何とか教会を作りたいとのことで後ろ半分が木造になっているとのこと。信仰者の執念が感じられますね。

﨑津集落は教会ともう一つ見てもらいたいものがあります。
「海上のマリア像」です。
正確に言えば海上に向かって立つマリア像になります。
おすすめシーンとしては夕日とマリア像が重なる季節とのことです。

マリア像のビューポイントに書かれていた紹介板情報によると3月と9月くらいがマリア像と重なる位置に太陽が沈むとのことです。
季節/時間/天候この3つがうまく重ならないときれいには見れないですね。
あと距離があるので望遠レンズがあるカメラがあった方が絶対いいのが撮れる!
そのほかにも絵になる風景を写真に撮ったのでいくつか紹介します。

住宅の裏(海側)に見える木材でできたベランダのようなものはカケと言い、
魚の水揚げ、日干しから洗濯など作業をするスペースとして使われています。

初代﨑津教会堂跡地。現在は修道院の建物が建っている。右手奥に見える鳥居は﨑津諏訪神社の入り口。この神社も﨑津の潜伏キリシタンの歴史で出てくる場所の一つです。

宿に戻って一日目終了!

﨑津教会入口バス停から17時くらいの最終バスに乗り宿に戻ります。
部屋はこんな感じでした^^

建物外観も含め決して真新しくはないけど、十分なんです。
むしろ部屋が広すぎ・・。そりゃ一人宿泊追加料金取られるわ・・・。
ちなみにこの部屋、部屋ごとに独立したような作りになっていて、玄関を出るときには靴(スリッパ)を履いて本館に移動する感じでした。

そして夕飯はこれ!

地元の食材を使ったバラエティ豊かな夕飯でした。必要にして十分でしょう。おいしかった!
夕飯、朝飯と食堂で食べたのですが、同じ時間に食事していたのは1~2組でした。
やっぱ少ないよね💦

ということで一日目の旅これにて終了~

後編はこちらです。

コメント