北陸中部縦断旅行の２日目。高山市街を散策。高山陣屋を見学した話。

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みなさんこんにちは。ゴールデンウィークに行ってきた北陸中部縦断の旅の第２弾を書きます。
その１富山編はこちら

富山では旅の始まりから美味しいものをいただきました。
さて、特急ひだに乗って飛騨高山にやってきた私はまずホテルにより、
チェックインと荷物預けを行いました。
駅から徒歩で行けるスーパーホテルに泊まりました。
部屋は狭かったですが、この時期としては格安で泊まれたのでコスパ的に問題ありません。

じゃらんでスーパーホテル飛騨・高山　天然温泉　陣屋の湯を探す

ホテルを出た後最初に向かったのは高山陣屋。

高山陣屋で高山を知る
1. 高山陣屋とは
2. 館内紹介
小京都の街並みを散策
1. さんまち通りで日本酒に酔う
2. 高山ラーメンと飛騨牛を同時にいただく幸せ

高山陣屋で高山を知る

高山陣屋とは

高山陣屋とは江戸幕府直轄領であった高山に江戸から代官や郡代がやってきて（途中からは常駐）政務を行う場所のことです。いわゆる役所の事です。幕末には全国で６０か所ほどあった代官所・郡代所ですが、現在主要建物が現存するのはここ高山陣屋のみとのことです。

高山陣屋

日本で唯一主要建物が現存する代官・郡代所跡、高山陣屋の公式サイトです。江戸時代からの長い歴史や館内の見どころ、各種イベントをはじめ高山陣屋までのアクセスをご紹介します。飛騨高山への観光の際をお考えなら、国指定史跡の高山陣屋までぜひお立ち寄りください。

興味本位で九州地方を調べたら九州では大分県日田市に西国筋郡代という陣屋が設置されていました。国名と都市名の違いはありますが飛騨（ひだ）と日田（ひた）似てますね　笑
どちらも天領で林業が盛んなところも同じです。日田の方は陣屋は残っていないようですが、古い美しい町並みは高山と同じように残っています。

館内紹介

それでは入場料４４０円を払い中に入ります。
表門は威風堂々としてかつ厳かな雰囲気がありますね。

これは玄関を入って最初に目にする大床（写真にギリ入っていない！）と青海波（せいがいは）です。

海の波を模した吉祥文様で、江戸時代に流行しました。無限に広がる波の模様には、未来永劫続く繁栄と平和への願いが込められているとも言われています。

（高山陣屋公式サイトより引用。玄関にある青海波は複製とのこと。）

これは「真向兎（まむきうさぎ）の釘隠し」という柱に打たれた釘を隠す装飾らしいです。
しゃれてますな～。ウサギは耳が大きく民の声を聴いているイメージと子だくさんに恵まれるという縁起のいい動物として選ばれているのだとか。

大広間。この陣屋で一番広い部屋とのこと。むしろ広すぎｗ

敷地が広いので、部屋の数も多けりゃ、部屋や廊下も広い（長い）！
私は途中でトイレに行きました。見学される方は準備をしっかりして閲覧しましょう。

そしてなにげにえぐかったのはこちら

ここは御白州と言い、取り調べを行ったり判決を言い渡す場所で警察所の取調室兼法廷のような場所です。
江戸時代では自白が重要な証拠だったということで、拷問器具を使って自白させていたとのこと。
恐ろしや。

最後は御蔵。年貢米を貯蔵する蔵です。江戸時代のものとしては最古最大級とのこと。

この高山陣屋は昭和44年まで県事務所として使用されてきたためか、
比較的程度がよく保存されていました。

小京都の街並みを散策

さんまち通りで日本酒に酔う

高山の事を少し知った私は街歩きをします。
さんまち通りという古い町並みが残っているところです。
この時間になるとかなりの観光客の方が歩いていました。

そして防火用として使われている側溝のきれいな水の流れにも癒されます。

きれいな水が流れるところには酒造メーカーと味噌・醤油屋さんが多いですね。
高山にもたくさんありました。
私が気になったのは船坂酒造店さん。
普通の酒屋さんなのですが、6種類の日本酒のうち3種類を100円で試飲できる自販機が店内にありました　笑

日本酒はそんなに飲めない私ですが、周りの人もジャンジャン試飲しているのでつられて試飲してみました。
普段日本酒は飲まないので比較してコメントはできないのですが、思ったよりまろやかで飲みやすい口当たりでした。しかし日本酒はこの飲みやすさがやばいんですよね　笑
ほどなくしてほろ酔いになりました♡
お酒以外にもつまみやお土産なども豊富でお店も入りやすく、私もここでお土産を買いました！
飲食できるお店も併設されているようで食事もお酒もここで済ませられそうですね。